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SHOW MUST GO ON.

それは続くべきなんだ。



また新しい漫画が増えた。
船を建てる(上・下巻)/鈴木志保
船を建てる
何とも陳腐な「運命」を感じてしまった。

漢字は違えど、作者の名前の読みが姉の名と一緒で、帯にコメントを寄せている少女の名前が「まほ」だった。

だから、(この、何かとお金が要る時期に)ほぼ衝動買いをしたと言っても過言ではないが、私に非はない。
しいていうなら「運命」の仕業だ。



このお話。
とんでもないほどファンタジー。
主人公はアシカの二人組で、名前は。

コーヒー と 煙草。

二人はセットメニューなのだ。
あの、広告塔の下で出会ったあの日から。

ネイビーにはアイボリー
バターにはブレッド
スヌーピーにはチャーリーブラウン
そして、コーヒーには煙草。

これ以上ないほどの組み合わせ。
日々は繰り返され、パレードは多くを巻き込み、続く。

アシカのしあわせは、アシカ大王に会うこと。
良いアシカは、死んだらアシカ大王の傍に行ける。

そこから外れたしあわせを追い求めるならば、永遠に逃げなくてはならない。
そして外れたしあわせを夢見た者は、いつか「アシカ大王の目の届かない場所」に、辿り着くことを夢見ているけれど、そんなところなんて無いとも、思い始めている。



それでも続くべきなんだ。
続けるべきなんだ。
パレードも、パーティーも、航海も。

パレードは途切れないし、パーティーはまた招待状を送ればいいし、船は沈んだら、また、建てればいいんだから。
それでオッケー。
何もかも完璧。



ねぇ、このとんでもないファンタジー。
実は今あなたと私の中でも、起こってるんだよ。

って言ったら、信じる?

私がコーヒーを淹れるから、窓辺のテーブルで、慣れない煙草を一緒にふかそうよ。
そのシーンって、どこまでも、完璧すぎるよね。

でも、やっぱり、ミルクと砂糖は入れさせて。
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プロフィール

ま★

Author:ま★
こんにちは。
ようこそおいでくださいました。

頭の中はとても愉快なやつです。
見た目はとっても冴えないですが。

更新は気まぐれになりそうですが、できるだけ頑張ります。

パーティーの招待状には、終わりの時間を書かないそうです。

しかしこのパーティーの本当に怖いのは、そもそも終わりの時間は永久に訪れそうにないこと。

ごゆっくり。

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