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トーマの心臓?

越えられないものは、あっていい。



Random Access Memories /Daft Punk
ダフトパンク
一体何がどうなって、ここへ辿り着いているのかはよく解らない。
でも、いつの間にか手にしていたもの、というのは、もしかして誰にでもあるんじゃないか。
かねてより、普遍を目指したはずの私のこころは、今、きっと、とてつもないほど迷走している。多分。
ただ、その最中にも、携えているものくらいはある。

それは、与えられたものでも、築き上げたものでもない。

ねぇ。月夜の浜辺で拾ったボタンのことを知っている?
私は常々、愛着というものはそういうものだと思う。



私にとっては、Daft Punkのアルバムを、このご時世にわざわざ買って聴くということは、極めて人間的な愛着の念に素直に従った結果だ。
こんなことにくらい愚直でありたい。
どうせ誰も止めはしないのだからさ。
お金はあるほうではないけれども、愛着へかける千円札の何枚かくらいは持っている。これだって10代の頃には容易には持てなかった、オトナになるってどうしてなかなか立派なものだ。



越えられないものは、あっていいものだと思う。
それが”ある”という事実を、私はこの胸に持っているということ。
これが、ずっとずっと、誰にも越えられないこと。

迷っても、教えを請うようなことはしてこなかった。
救いを強請るような真似も、してこなかったつもりだ。
誰に責めを問うた気もない。いろんな誤解はあったとしても。

だから、私は、今は、その越えられないものの前で、跪く権利を持とうと思う。
背を向ける自由もそこにはあるかもしれないが、まだそこは、私の知る世界ではない。



Julian Casablancasの歌う一曲が、あのボタンのように、私には輝かしい。意味はよく解らないけれど。

”どうしてそれが捨てられようか”と結ばれるあの詩の一篇にも、私は決意を感じている。

抱いてきた愛着に後悔はしない。
きっとその仮面の下も、突き刺せば赤い血潮が流れている。
裏返せば私かもしれない、あなたかもしれない。

後悔はしない。どうしてもしてやらない。
越えられないものは、越えていかない。

あのとき捨てられなかったボタンは、今、この手の中で、誰かの心臓ほどにあたたかい。
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ま★

Author:ま★
こんにちは。
ようこそおいでくださいました。

頭の中はとても愉快なやつです。
見た目はとっても冴えないですが。

更新は気まぐれになりそうですが、できるだけ頑張ります。

パーティーの招待状には、終わりの時間を書かないそうです。

しかしこのパーティーの本当に怖いのは、そもそも終わりの時間は永久に訪れそうにないこと。

ごゆっくり。

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