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だってアイドルの言うことだもの。

『僕はビートルズ』、おもしれぇーーー!!! 

If I Fell/The Beatles
If I Fell
アルバム『A Hard Day's Night』より。



64年だから、ビートルズとしては、もうほんと、ノリノリ状態(もっと他に言い方は無いのか自分…)だった時の一曲ってわけだ。
レコードデビューから2年。
もう、正真正銘、世界一の”アイドル”(←この事実をうっかり忘れてしまう人は実はものすごく多い。重ね重ね言いたいくらい、彼らは”アイドル”)だった。

そしてその最中の一曲。

ジョンとポールというビートルズの2大広告塔が、1本のマイクを2人で分け合って、美しいメロディーを奏でている。ねぇねぇ、「涙が出そうなくらい綺麗だ」って、たかだか100万ドルぽっちの夜景観て言えるくらいなら、これ聴いたときも言っといたほうがいいと思うよ。

ジョンが書き上げて、ポールがちょろっと手直ししたっていう曲らしくこういう曲はビートルズの中でも珍しい形態らしい。
公式な史実なんて知ったこっちゃないが(大体、公にされている事実のようなものですら、どこか都市伝説のような胡散臭さがつきまとうほど伝説的な4人組なのだから)、私の中では、2人のイメージを一番色濃く映している曲だと記憶されている。なんせだいすきなのだこの歌が。
歌詞の内容は、まさにジョン(あくまで私の中の)。
なんて言うか…女々しい。
だから、この曲は「ビートルズには珍しく、女性の視点で書かれた曲」と捉えるひとも多いみたいだ(私はその視点は最近知った)。
でも私自身は、ジョンが自分の恋愛観をぶちこんだとしか思えない。
ジョンが自分のこと以外を曲にするとは思えない。



『If I give my heart to you
 I must be sure
 From the very start
 That you would love me more than her 』

―さぁ、あなたはどう聴こえる?

『もし僕が君にこの心さえ捧げるなら
 僕はきっと気付けると思うんだ
 はなっから君は
 あの娘がそうしてくれたよりもっと
 僕のこと愛してくれるって』

―私はずっと、こう聴こえてた。

まず最初に、愛そのものに対する大きな喪失感があって、そこからそれを埋めるべく、重ね塗りの恋をしていくジョン(完全なる妄想ですが)。
自分が愛を知らないと思い込んでいるためにその愛のやりとりが不器用で、なかなか新しい恋に踏み込めない(…とでも本人は思ってるんだろうが、こんなしちめんどくせぇ男ほど何故か妙にモテるのが世の常だ)。
だから今日もその新しい愛の予感に戸惑って、僕は歌っているんです的な感じ!(断っときますが、私、ジョンレノン、すきですよ!)。

でも、もしポールが突然…そうだな、今夜私が見る夢の中に訪れたりして、「あれ、実はボクが書いた曲なんだよねー、世間的にはジョンってことになってるけどさ」とか言おうものなら全然違って聴こえるはずだ。
そうね、例えばそれなら女性視点の歌詞になりうるかもしれない。

『もし私があなたに本気になって良いって言うんなら
 私は確信できるわ
 きっと恋に落ちてしまえば最初から
 あなたは私のこと
 あの娘にしたよりもずっと愛してくれる』

…って感じかな。
これはマジックだ。
ポールが書いたと思えば、途端にこんな見方もできる。
実際、ポールにだって書けると思うし、ポールが書いた曲だとしても寸分違わぬ具合に出来ていたに違いない。
私はポールがだいすきだ。ルックスも声も楽曲のセンスも。
4人の中で誰が一番すき?なんて、もうこの現代においては1ミリ程度の重さすらないような、まるきりペラペラな会話をするとしたら、絶対にポールだって即答するほどすきだ(2番目はリンゴだ。名前とキャラが良い)。

でも、違うの、この曲は。

この曲は、ジョンのだ。

そして、だから、益々すきだ。

これは、嘘が下手くそな男の子の歌なんだ。



もう長い間、嘘しかつけなくなってしまった女の子だけが、本当のことを見抜いている。
本当を見抜いた女の子は、早々に女の子のカタチなんて不便なものを捨ててしまって、色んな嘘になって彼を守る。
それがジョンにとっての、ビートルズであり、ポールであり、この曲だったのではないだろうか。



そう。彼の愛したものは結局、全部、嘘になる。
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Author:ま★
こんにちは。
ようこそおいでくださいました。

頭の中はとても愉快なやつです。
見た目はとっても冴えないですが。

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パーティーの招待状には、終わりの時間を書かないそうです。

しかしこのパーティーの本当に怖いのは、そもそも終わりの時間は永久に訪れそうにないこと。

ごゆっくり。

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