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とは言え、読書中の笑いは堪えきれないし、誤摩化し方が難しいから困る。

“節操の無さ"なら、日本代表にもなれる気がする、実際。



アジア杯優勝してくれないかなぁ。日本代表。
折角だしね。
私のサッカー観戦なんて暢気なものである。
…ココ一番ってときの、ホイッスルが鳴るまではね。

今、一冊の本を読み終えて、ふと思い出したものがあって、それについて書こうと思って、ほぼ衝動のままにこれを書いている。
こういう行動を、私は個人的に"節操が無い"と考えているのだけれど、まぁ、どうでもいっか。



/画:福田平八郎
漣
ただ、この理想だけは殺せない。



なんかの本だか、雑誌だかの紙面で、この絵を見たとき、ひたすらに、「うわぁ、これは理想的だ」と思った。

なんだろう。
そのときは、一体何の理想なのかは解らなかった。

情景?
デザイン的な美しさ?
ここから連想される心境?

今考えてみたら、それは最も理想的な、『恐怖感』だったんだと思う。
きっと一冊読み終えたばかりの今だからそう思うのだろうけど。



不可避だ。
ここからは逃げ出せない。
無限の閉塞。
そしてその、震えるほどの美しさと、悦びの烈しさと、哀しみの静けさの同居。
あぁ、恐怖だ。
これが昨日も、今日も、明日も、続いていく恐怖。
それは同時に、昨日に、今日に、明日に、壊れてしまったかもしれない恐怖。
その理想形が、私にとってはこの一枚に収められている様な気がした。



私はその恐怖の外に行きたいのか。
それともこのまま中に留まり続けたいのか。
そんな気分にさせられる。
私にとってはその疑問に終わりは無いようだし、答えを導く前に死に至るのが関の山なのだろう。
でもそもそも死んでしまえば、その疑問にも終止符が打たれるのかどうかさえ解らない。
ただ、直感だけど、なんとなく打たれるような気がする。
ていうか。それ以降もこんな問答が続いていくなんてまっぴら御免だというような感じかな。
どこの誰だか、はたまたそんなもの本当に居るのかも知ったこっちゃないけれど、創世主はまったく私の事を理解していないな。
ヒントぐらい用意しておいてほしいものだ。



ちなみに読んだ一冊は、こちら。
喜嶋先生の静かな世界/森博嗣
喜嶋先生の静かな世界
もともと理数コンプレックス(とでもいえば多少カッコいいかなと思っているだけ)のある私なので、読んでいて無性に腹が立ち、無性に快感を憶えた。
(作中の『科学は平等』という表現にはひどく感動した。そもそも理数は平等、人文は差異、という薄ぼんやりした考えを持っていたので、ほんとにピタリときた。あ、それそれ!って感じ。これが私自身の理数に対する羨望の根源なんだ。)
スカイ・クロラの原作ってこの人なのか。知らなかった。

『漣』を初めて目にした時と、似た様な気持ちになったんだ。

私はその波打ち際に立っていたいのか。
それとも足を浸して更に奥へと進んでいきたいのか。

それは解らないけれども、その波はいつも理想的な佇まいで私を誘っている。惹き付けている。
そしてそれだけは、誰にも殺せない。



自分に自我が芽生えたと思ってきたのは極、最近のことだ。

まず最初に、嫌らしい話だが、人にされたことを憶えているようになった。
昨日言われたあの一言、その意味を、今日も、その次の日も考えるようになった。

そして最近ようやく、自分のしたことを思い出すようになった。
昨日やったことを、その意味を、今日も、その次の日も。

まぁ。ほんのすこーーーーーしなんだけど。
自我という恐怖。自意識という無限の閉塞。
これがあの『漣』の正体かもしれない。

私はもう、その波に一歩踏み入ったのかもしれない。
そんな意識も無いまま。



でもそれは常に理想の中にあるのだ。
だから、恐怖には、恐れずに立ち向かいたい。
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こんにちは。
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しかしこのパーティーの本当に怖いのは、そもそも終わりの時間は永久に訪れそうにないこと。

ごゆっくり。

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