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だってもう、こわくない。

愛と青春と納得のR15指定。まじパネェ。
つまりは本当に、"伊達じゃない"です。

キック・アス/マシュー・ヴォーン監督作品
kick-ass.jpg
そうそう。
もともとヒーローってもんは、めちゃくちゃイタいヤツがやる役回りなんだよね。

サエない主人公が退屈な毎日におさらばするため、スーパーヒーローに大変身!!
様々な経験を通じて、もがきながらも前進していく爽快☆青春ムービー!
…と言えば、10割当たりで10割ハズレってところ。

舐めてかかれば、文字通り"血を見る"羽目になるよ。もうドバドバ。

「どうして誰もスーパーヒーローをやらないのか?」
素朴な疑問と、少量の純粋な正義感、そして胸の底に渦巻く悶々とした自己顕示欲が、主人公をおバカでイタい緑色の全身タイツコスプレ男に仕立て上げてしまう。
罪だ…アメコミの産んだ悪夢だ…と思ってしまうほどダサいヒーロー活動。
「活動時間は月曜から金曜の午後9時から午前2時まで…」って、どこぞの大学の軽音サークルかよ!と突っ込みたくなるよ。

とにかく何をやってもまるで駄目。
空どころか、ビルとビルの間さえ飛び越えれない。
踏んだり蹴ったり…ならまだしも、そのうえに刺されたり轢かれたり。
嗚呼哀しきかな、その"ちょっとした正義感"の代償は大怪我とあらぬ疑惑。(まぁ、長い目で見れば後々それが怪我の功名になるんだけど…)

唯一の彼のモチベーション維持ツールは、ひょんな事件から有名になったもうひとりの自分、"キック・アス"の勇姿を動画で伝えるYou Tubeと、"キック・アス"名義のアカウントで大人気のMy Space。
もうなんか、このへんも妙にリアルでショボい。
とかく便利が過ぎるこの現代には、生身のままフィクションの人物になれる(いや…なれてしまう)場所がたくさんある。その楽しさと、内在的な格好悪さがこの作品では巧く描かれていると思う。
まぁ、序盤で「みんなが暴力を見過ごしてるのが許せない!」みたいなカッコいい発言をしておきながら、うっかり色に溺れたり、最終的にはたったひとりの人間相手にバズーカ砲をブッ放すという完全なる暴挙をあっさりやってのける、そんな格好悪いにもほどがあるこの主人公が私はだいすきです。
キック・アスの活躍で、結果的には望んでもいない形で暴力が人々の娯楽のように消費されてしまうところも、悔しいけれど現実味満点だ。ほんと悔しいよ、だってそんな世界だからさ。そんな私でもあるし。



…主人公はこんな感じなんだけど…
忘れちゃいけないのは、作品の後半をがっちり支配してしまった"ヒットガール"の存在だ。



いやぁ、もう惚れまくり。
痺れる、カッコいい…てゆうかもう、なりたい!!!ヒットガールになりたい!!!

本格的な"戦う少女"がついに世界中で市民権を得た歴史的瞬間に立ち会った気がする。
もう震えるほど嬉しいです。
Bad Reputationのリズムで暴れまくる彼女は最高。
主人公より1000倍くらい筋金入りのヒーロー(…ヒロインか。でもそう呼ぶの勿体ないくらい!)です。
まさかの"レオン"の"マチルダ"、ナタリー・ポートマン越えだよ!!クロエ・モレッツちゃん!!
これからの活躍がすっごく楽しみ。
それに"ビッグダディ"のニコラス・ケイジ。
ごめんなさい、今まで、「野ネズミみたいだから」とかワケの解らないことを言って毛嫌いしていてごめんなさい。
ほんとにあなたは愛すべき俳優さんでした。
「こらこら、無駄遣いは………ぉほぉぅ('∀'※)!」のシーン、至高でした。
あれだけのキャリアを以て、あの役どころと演技はなかなかできるもんじゃないでしょう。拍手です。
"レッドミスト"もなんだかんだで憎めない悪役(…だったのかなぁ…)だったし、脇役陣の充実っぷりは素晴らしかった。

ほんとに素敵な作品でした。



本気で世界を変えたかったら。
あなたを悪から守りたかったら。

血 ぐ ら い 流 れ る わ !!
(しかも大量に!!)

なんて、誰もが敢えて言わないようなことを、惜しげもなく言ってしまうこの作品。

15歳未満が見ちゃいけないとは思わないけど、たしかにもうちょっと、勿体振りたいよ。
だって随分勿体振りながら見せられてきたからね。こんな世界を。
なんなんだろうね。これ、全然優しさなんかじゃないよね。
でも。解ってくれるかなぁ…15歳未満の諸君…くれぐれもこっそり観てくれ。



例えこれがフィクションだって、一瞬でいい、ヒーローになりたい。いいトコ取りしたい!



クロエちゃんに惚れ込みすぎて、"ヒットガール"ポスターが欲しくて、検索しまくったけど、廉価版は完売で、クソ高いオリジナルバージョンしか売ってない…
でも喉から手が出そうなくらい欲しくて今日も物欲にまみれている私。
世界は今日も回ってます!!

"I CAN'T SEE THROUGH WALLS.BUT I CAN KICK YOUR ASS."

ヒットガールになら、殺される夢を見てもいいや。



どこまでも格好悪い僕が、ぎりぎり格好つけながら、君を守る方法はただひとつ。



今日も僕は、死なない程度に、恥かく汗かく血を流す。
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ま★

Author:ま★
こんにちは。
ようこそおいでくださいました。

頭の中はとても愉快なやつです。
見た目はとっても冴えないですが。

更新は気まぐれになりそうですが、できるだけ頑張ります。

パーティーの招待状には、終わりの時間を書かないそうです。

しかしこのパーティーの本当に怖いのは、そもそも終わりの時間は永久に訪れそうにないこと。

ごゆっくり。

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